私がキネマに行く理由

ワンダーウィード天に新メンバーが加わることが発表された。

 

事前に本日(1/30)のキネマ倶楽部のライブにて重大発表をするとの告知があったが、その内容が新メンバー加入であった。重大発表をするにあたりメンバーからもこの日のライブ、翌日の新木場、2/3のライブにも全部来てほしいとのツイート等もたくさんあった。

 

 

正直、こういうご時世でもあるし、こういうご時世にもかかわらず東京に行きすぎているのでいったん行くのを抑えようと思って、少なくとも今週は東京には行かないつもりだった。推しである東雲しおりも普段は無理にとは言わないが、今回に関してはかなり来てほしいという気持ちが前面に出ていた。自分もそこまで言われて行かないという選択はできないので今回は…(正確にいうと今回”も”)という思いでライブに行った。

 

 

ただ一つ、重大発表を聞くにあたり、名古屋から東京にわざわざ言ってまで聞かないといけない重大発表とは何か考えた。それこそ新メンバー加入も可能性の中の一つにあったし、新曲・未発表既存曲発表、CDリリース、ツアー発表などなど、、、

 

自分が考えられる中でどう考えてもわざわざ東京行ってまで聞かないといけないようなことが何一つ思い浮かばなかった。上記に挙げたことに関しても、最悪その場に居合わせなかったとしても、後から情報を聞けばそれでいいと思っていた。少し薄情のように聞こえるかもしれないが、あくまで"名古屋から東京に"行ってまで聞かないといけないかということだ。いや、前提として1月だけで東京に10日滞在している。それでもまだいくのかという話だ。

 

結局、発表されたの新メンバー加入でこれをわざわざ来てまで聞く必要あったのか?とまでは思わなかったが、仮に今日行かない選択をしてこの場に居合わせなかったとしても行けばよかったとはならなかったと思う。ただメンバーがこれほど強く来てほしいと言っていた理由に関しては新メンバーが加入されることの発表を聞いてほしいのではなく、いまの5人でのライブを最後に見てほしいという意味合いが強い。

 

その気持ちに関しては十分に分かる。ただ、誰かが居なくなるわけでもないし、突然メンバーが1人増えることなんて昨今のアイドルの世界では日常茶飯事だ。当然今の5人でのライブを最後見てほしい気持ちも分かるし、こちら側としても見届けたいと思うのが普通である。もちろん自分もそう思う。

 

ただ今回ばかりはメンバー側のこの5人を最後見てほしいという気持ちがとてもつよく感じられる。もう一度言うが誰かが居なくなるわけではないのにだ。

 

そう考えたときに、5人体制から新メンバーが加わることでフォーメーション、立ち位置、歌割りなど新しくなる。ヲタク側としては推しの好きなパートやいつも見ている位置での楽しみポイントなどなくなってしまうところの寂しさなんかはある。当然5人でのそれを最後に見てほしいというのはあるだろうが、メンバーとしては5人でのライブパフォーマンスを見てほしいという気持ちはもちろんあると思うが、私は5人でここまで作り上げてきたワンダーウィード天というグループそのものとそこに至るまでのプロセスを見て欲しかったのだと思うようにした。

 

我々からしたら1人加わって今までの5人でのパフォーマンスが見れなくなるに過ぎない(けっして軽い意味で言ってるわけではない)が、メンバーからすればフォーメーションが変わる、立ち位置が変わる(フォーメーションと立ち位置は同じか笑)、歌割が変わるだけで1度作り上げたものまた1から作り上げることになる。それもいったん準備期間を置いて、とかではなく現体制でやりながら並行して同じ曲の別パターンを覚える必要がある。それも現状15曲くらい。どれほど大変なのか自分には分からないが、最近のメンバーのレッスン状況からするとかなり大変そうだ。

 

前体制のワンダーウィードでもメンバーの入れ替わりはかなりあった。佐倉ちひろや白川ゆめかからしたらなれたものでもあるかもしれない。大変だと思うが経験してきている事実はある。今自分が改めて言う必要があるほどのことではない。

 

前体制からメンバーが入れ代わり立ち代わりでいまの5人に至っていたら今回のように強い気持ちが前面に出ていただろうか。

 

長い自粛期間を経て、ワンダーウィード"天"として一から作りあげてきたグループだからこそ出てきている感情なんだと思う。この5人でスタートして、曲を増やして、ツアーやって、成長してきたからこそ、この5人でのライブを最後に見てほしいのだと思う。初期メンバーとして同期として?足並みをそろえてスタートしたからこそメンバー同士の今のグループ・パフォーマンスに対する思い入れも強いだろう。少なくとも自分はステージのパフォーマンス以上に”5人でここまで作り上げてきたワンダーウィード天そのもの"を最後みたいと思った。

 

自己満かもしれないが"見たい"というよりはここまで作り上げてきたものをいったん仕切り直してまた一から新たに作り上げてようとするメンバーの姿勢に応えたいと思った。それが残されたライブに行くことだと思った。

 

そういった意味では今回現場に足を運んでよかったと思えた。というか、今日1日考えながら自分なりに納得のいく結論が出てよかった。

 

残念ながら、2/3の5人ラストのライブには行けない(行かない)。後々あれが自分が見る5人体制最後のライブだったのかとなるよりは、これが5人体制最後なんだと思って見れるだけよかったと思う。

 

「来てほしいと言われたから来ました」みたいなことはしたくない。できるなら常に行く前提ではいたいが現実的に難しいのも事実だ。ライブを選びたくはないが自分もスケジュールを見ながら東京に行く週末のスケジュールを調整している。今回も強い意志の「来て」がなければ正直行ってはなかった。でも来てほしいときははっきりと「来て」と言ってほしいし、言ってくれれば行きたいなと思う。なので来てほしいとき、ほんとに来てほしいは伝わるように来てほしいといってほしいと思う。喜んでほしくて行ってるわけではないが、今日、名古屋から来てもらえてよかったなって思ってくれていたら自分は嬉しい。

 

 

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ツアーファイナルにして隣にいたゆめかに「しおりちゃん推しだったんだ、初知り~」と言われたときの全チェキ

 

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なんだかんだで2回目にライブ行った時には全員ととってるしこの5人は好きだなと思ってたんだと思う。推しメンと出会った頃のハート作ってるチェキほど恥ずかしいものはない。

 

5人が好きだからこそ、新メンバーが増えたときにもっと好きでいられるといいなと思う。

 

 

おわり

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