夢は汗の中に少しずつ咲いていくー花ー

ノリで花いろはとワンダーウィード天のお披露目ライブに申込み、当選してしまってから1年が経った。1年前、O-EASTにいた自分がまさか1年後にまた満を持してここに来ているとは思ってもみなかった。

 

当時は抽選で落選も出ていて、自分なんかが行くのが申し訳ないぐらいの気持ちだったし、できるならほかの人に譲りたかった。ただ結果的にあの日、EASTに来ていなければ今年もここには来ていなかったと思う。

 

今になって思うのが2020年の8月15日の花いろはとワンダーウィード天の「初日」に立ち会えたことがすべてだったと思う。

 

 

なんだかんだでタイミングとめぐり合わせが良かった。お披露目で見て以来、次にライブを見る機会があったのは9月の渋谷エクストリームホールのライブである。とは言え花と天を見に行ったかと言われればカバガの事実上 現体制終了ライブを見に行ったののついでではあった。

 

あの日、初めてメンバーと対面式の特典会に参加した。

 

自粛期間中にちひろとはzoomで1回、お披露目後のWithLIVEで1回は話していたが実際に会うのは六本木シアターぶりだった。

 

お披露目の後にも感想をブログに書いたのだが、ちひろ本人から読んだ旨を伝えられた。正直、元々ちひろ推しだったとは言え、疎遠になっていた期間も1年ぐらいあったので読んでもらえてるとは思ってもなかった。なので読んでくれていたこととそれを伝えてくれたことがすごく嬉しかった。

 

あとはまたこうしてライブに来てくれることが嬉しい、細々でもいつまでも長く会いに来て欲しいと言われた。

 

割と自分は全力投球はするが長続きしないタイプなのでなんとなくその言葉がありがたかった。

 

今でも自分はチェキはそんなにたくさんは撮らないし、ライブもタイミングが合えば見ている程度である。今でこそ花と天を一緒に見れる機会のほうが多いが平日の天の定期公演や土日のスケージュールも天に合わせているところからすると、そこまで花やちひろに貢献はできていないとは思う。

 

でも正直わかってるのが頑張ってライブに行って頑張ってチェキ撮ってみたいなことをしてるとなんでもないことがマイナスに感じたり見返りを求めたりでつまらなくなることが出てくる。昔ワンウィでちひろのヲタクしてたときは正直それがあってだんだん現場から離れていったところがあった。

 

これが正解かはわからないが今はちひろと今までで1番いい関係が築けていると思う。本人も無理せず自然と楽しいという気持ちで来てくれてるのがいいと言ってくれる。

 

思い返せばこの1年、花いろはのライブがつまらなかったことがなかったし、ちひろに対してもネガティブな感情を持つことは一切なかった。常にプラスだった。

 

あとは周りの誰よりも花いろはのライブを楽しんでいた自信はある。自分が振りコピのヲタクじゃなければたぶんここまで花いろはのライブに魅力を感じてなかったかもしれない。自分の振りコピの完成度に比例して花いろはのライブが楽しくなっていったのも事実である。

 

1周年を迎えたライブでもそれを強く感じた。

 

1年前は曲も振りも誰も何も知らないゼロからのスタートだったが、1年でたくさんの人が花いろはのライブを楽しむようになった。1周年ライブで生まれた楽しいが花いろはのこの1年の成長そのものである。恋アカや究極LOVEのクラップが統一され一体感がありすごく気持ちよかった。恋のDIVAのアウトロ前にフライングで拍手してしまう人もいなかった(笑) なんでもないひとつひとつが成長だったと思う。

 

1周年のライブ、花いろはのライブの中で1番楽しかった。1年間の集大成を見せに来ているなと言う感じがあったし、MC中に水を飲み干しているちひろからもそれが伝わってきた。

 

ライブ中の息を切らしながらの必死さと良い意味で崩れた笑顔からもそれが伺えた。

 

全力をぶつけて来たときの行き着く先がワンダーウィードとはまたベクトルが違うのも感じた。前出番の天のライブもめちゃくちゃ良くて最後は熱量とかっこよさに圧倒されたが、花は楽しさとアイドルらしい輝かしさに満ちあふれていた。

 

コンセプトの違うグループとして双方の良さが感じられて、二卵性双生児としてちゃんと行き着く先に向かってるなと感じた。

 

これは完全な自己満だがライブ中、振りコピをしながらこの1年でこれだけ踊れるようになってる自分も成長したなと感じた。

 

あとから気づいたことではあるがライブがすごく楽しかったと感じた理由がもう一つある。セトリがこの1年を遡るように組まれていた。最初2曲は4月から連続で発表された新しい曲であったが残りは発表された順を遡るように組まれていた。最後4曲はお披露目時のセトリだった。この1年で持ち曲9曲時代の花いろはを見ていた時間が1番長かった気がするし「安定した」楽しさがあったかなと思う。

 

ただここから花の課題も感じるところはある。自分は新曲が隔週で増えていったときに曲は良いのは分かるけど、なかなかついていけなくて一時期いつも程楽しめなくはなっていた。自分はちひろという存在がいたし、振りコピを習得することがモチベーションでもあるからそれでもライブを見る意欲はあった。

 

ただ、自分の周りにいたフラットに花いろはを楽しんでいる人たちがあのあたりから関心が少しうすれていっていたようにも感じた。

 

新曲が連続リリースされるまでの楽曲はだいぶ浸透してきてたくさんの人が楽しめるようになっていると思うが、ね?以降の新曲の良さをもっとたくさんのひとに知ってもらうことが必要でもあると思う。

 

ね?以降の新曲全部めちゃくちゃいいので時間の問題だとは思うが、まだ花いろはに通ってる人なかで止まってしまってないかなとは少し思う。

 

最近は俺達のシュプレヒコールを差し置いてLOVEバケーションや夏恋バケーションが売り出されているし、ちゃくちゃくとその良さも周知されていると思う。

 

自分も新曲が分かるようになってようやく今の花いろはを全力で楽しめるようになった。今となっては前よりも格段に楽しくなってるし、最近サボり気味だった踊ってみたもやりたくなってきている。

 

これから新木場のワンマンに向けてあと1ヶ月頑張って欲しい。とても楽しみにしている。

 

今までジュリアハウスはステージが大きくても通常のバミリどおりステージをつかうので正直大きいステージだと逆にこじんまりとして物足りないと感じることはあったが、EASTでライブをみてステージを広く使えていてすごく良かったと思う。正直、新木場でやるとなってもそこがな…と思っていたところもあったので新木場の大きいステージで存分に素敵なライブを魅せて欲しい。

 

 

こういうご時世で解散するグループ、辞めていくアイドルが多い中、佐倉ちひろは常に「これからだ」と口にしているところがいい。今のちひろを見て卒業ライブをしている姿がまったく思い浮かばない。いつかはその日が来るとは思うが一生アイドルしているんじゃないかと思う。

 

それくらい今のちひろにとってアイドルが生きがいなんだと思う。ワンウィとのコンセプトの違いもあるだろうがすごく明るくなったしちひろらしい笑顔が見れるようになった。

 

バルタン星人リリイベ期間中に連日のイベント、ライブや虹ひことの兼任などで多忙を極めていたと思うが、気力を失った顔でマネージャーに手を引かれながら会場入りしているのを見たことがある。

 

今、いつ見ても楽しそうだし、忙しいこともまた幸せに感じてアイドルやってるように見える。お前に何が分かるんだと思うかもしれないが、長い自粛機関や、療養期間を通してちひろがすごく変わったようにも見えた。

 

そういうところもあって、今は自分は改めて佐倉ちひろというアイドルに魅力を感じているところはある。

 

本人はワンダーウィードとして積み上げたものを1回リセットして新たにスタートさせて、ゼロからスタートさせるのは勇気のいることだったと思うが今の花いろはやちひろの物販の待機列を見るとその選択が間違いではなかったと言えると思う。

 

自分も花いろはの佐倉ちひろに改めて出会えてよかったと思う。

 

たくさんいる佐倉ちひろのファンの中で自分は自分らしくちひろのことこれからも応援していきたいと思うし、今回の1周年ライブを通してより強くそう思った。

 



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