だから私は今日も

アイドル…にはなれなかった。ローラースケートが滑られない時点でジャニーズになる夢は閉ざされていた。

 

日比谷公園のだから私は今日もアイドルだ終わりがとても良かった。バンキューやバルタンのように盛り上がる曲ではないが最後にくるとしっくりくるしそこに天らしさを感じる。

 

2020年も終わりに差し掛かるころに再びワンダーウィードの現場に通うことがあると思っていたいただろうか。いやない。

 

正しくはワンダーウィード”天”だ。

 

先日、9月末から始まったプチツアーのファイナルがあった。(このブログを書き始めたのがツアーファイナルの翌週だったが気づいたらひと月経っていた)
ツアーのファイナルのことを綴るというよりは、ツアーファイナルを一つの節目としてブログを書こうと思う。 私が毎週のようにワンウィの現場に通っていたころはもう2年以上の前の話だ。ここ数年は対バンが被れば、大きなワンマンがあれば現場に行き顔なじみのヲタクとライブを楽しむくらいだっただろう。

 

別に推しが卒業したわけでもない。何ならまだ元気にシュプレヒコールを踊っている。

 

先日、お披露目ライブに行ったブログを書いたがそれほどワンウィ天に興味があったわけでもない。天についても気持ち触れた程度だ。リリイベやオフ会で話したことがある程度の白川ゆめかとまったく面識のない残りの4メンバー。楽曲もわかる振りもわかる、けれどメンバーは知らいない子ばかり。これが逆に功を奏して改めて興味を持つきかっけになったかもしれない。

 

お披露目以降、天のライブを観る機会があったのは渋谷ストリームホールのライブだ。とは言え花いろはやワンウィ天を見に東京に行ったかといわれれば、CoverGirlsの坂東遥の卒業ライブを観に行ったのが本来の目的だった。別に現場に通うつもりがあったわけでもないし、たまにライブを観る機会があれば遊びに行くメンバーくらいはいたらいいなくらいの気持ちだったと思う。

 

 

予定されていた3月のお披露目前に発表されたときに朝陽あいかは可愛いなと思った。LINE LIVEや日々のツイートを通しても何となくどんな子かはわかるし、実際あって話すようになってからも細かいボケが通じない以外はイメージ通りのいい子だった。ライブ中もよく目を合わせて笑ってくれる。あとはツイートした内容に関してあのツイートが面白かったなど意外と伝えてくれるのがうれしい。

 

もう1人、気になっていた子がいた。東雲しおりだ。単刀直入にいえば好みの顔だ。ただ本人には申し訳ないがアイドルアイドルしているわけではない。ツイートから漂う我々と同族感がすごい。この子に関してはライブに行って実際に会って話してみないと分からない、そんな思いでいた。 最初の方はほんとに他愛もない会話で正直“普通”の会話をすることがほとんどだったが、最近ではようやく素で話せるようになったと思う。素が話せるようになってしまうと真面目には会話できなくなってしまうがそうなってくると楽しい。目がなくなるくらい笑った顔が可愛いし、笑ってくれてることが何かうれしくなる。

ライブパフォーマンスの方もかなり良くなったと思う。もともと、技術はあるタイプではあったと思うがステージに立って観客を相手に振る舞うというところに不慣れなところはあったのかなと思う。ライブ中、フロアは見えているが人ひとりひとりまでは追いきれてないのかなと言う印象だった。最近ではライブ中の笑顔が増えたと思うし、ちゃんとフロアにいる人と視線を交わしながらライブを楽しんでるなと言う印象に変わった。

 

日々のツイートや発言を聞いていても物事に対する感性に共感できる部分が多い。表現しにくいが、アイドルは表面上はすべてを肯定してすべてが平等になりがちの中で、いいものはいい、ダメなものはダメがはっきりできるタイプだと思うし、平等にしなければいけないところは平等にできる、お金を出してライブに来たり特典会に参加してくれる人にはしっかりと応えることができるタイプなんだとなんとなく思う。なんとなくそんなんところに惹かれる。気づいたら週末ライブに行き平日にはzoomを取り、平日の定期公演にも足を運んでしまうくらいの存在となっていた。

 

ワンウィ天になってからは新曲が4曲披露されている。お披露目の時にもすでに2曲披露されいたが前回書いたブログでは特に触れていない。正直これと言って印象に残ったわけでもなく書くことも思いつかなかったのが本音だったからだ。ファーストインパクトほどなかったもののどれも現場に通うごとにいい曲だなと思うようになってきたし、振りが分かるようになると自然と楽しくなるものだ。まだ披露されていない既存曲は多く存在するが、このツアーを通して披露できる曲も増え、ライブの作り方の自由度が増したと思う。

 

個人的にはタイムマシンと存在証明が好きだ。タイムマシンに関しては初披露がダイホであったり新木場のメインでやったり結構ここ一番でやってくれるのがうれしい。いままではほとんどなかった。 メンバーの年齢も旧体制と比較して若くなった。「ワンウィ=カッコいい」というイメージだが今のワンウィ天はどちらかといえばかわいいが先行する。そういった意味では大丈夫やpeace、恋に休みはないなどの曲は前体制時よりも良さが出ているのではないかと思う。天は目に見えてメンバー内の中のよさがうかがえる。いったんリスタートをしてメンバーの足並みをそろえたのがよかったのだろうとおもう。若いのもあるせいか、少し落ち着きはないように見えるが、総じてプラスになっている部分の方がおおきいのではないかと思う。現状、グループとしても現場の雰囲気としてもすごく良いと思う。それは自分がかなりの頻度で現場に通えている理由の一つでもある。

 

同時にデビューした花いろはと比較してしまいたくなるところもあるがあえて書こう。「楽しさ」で言ったら花いろはだ。これは客観的に見てではなく、主観的に見てだ。単純にフリコピを含めて、周りのヲタクと無責任に見るのが楽しすぎる。

ただ、この楽しさはすべてのグループに求められるかと言われればそうでもない。ライブの「熱さ」で言ったら天だ。もちろん楽しいとも思っているが、自分がワンダーウィードというグループに求めているのはライブの熱量なんだと思う。

ワンダーウィードとして作り上げてきたライブの熱量だけはやはり素晴らしいものがある。コールであったりフロアの雰囲気であったりそこからくる楽しさという観点では天のライブは素晴らしいと言える。メンバーのほとんどが入れ替わりはしたがその部分に関しては一切劣ってないしこれからもさらに良くなっていくだろう。

 

切磋琢磨する中で同じ土俵ではあるがそれぞれの魅せ方で競い合って欲しい。

 

なかなかワンマンチケットや日ごろの対バンチケットを完売させたり、オンライン特典会やJulia TV購入数など結構数字的な部分においても頑張らなければいけないのかなとメンバーの日々のSNSなどの発信から伺える。グループとしてまだまだ成長していかなければならないと思うし、私は今のグループに大きな可能性はあると思っている。

 

こいうご時世で難しいところも大いにあると思う。けれどもワンダーウィード天として再スタートして数カ月お披露目を延期した中でやっとここまでたどり着けた。この数カ月で解散したグループ、卒業して行ったアイドルはたくさんいる。こういう状況ではあるが事務所の力もあって比較的満足にライブ活動ができる場があるのも事実だ。恵まれた環境ではあるがそのぶん結果も求められる。周りと同じこと、今までと同じことをやっていても厳しいところはあると思う。その中でどうグループとして、個人として少しでも上の世界に行けるように頑張ってほしいと心から思う。