You’re the only one

 

"the"の発音って「ザ」と「ジ」の場合があるじゃないですか

 

その使い分けを知ったのが大学3回生くらいの頃で

 

たまたま英文科の友人に教えてもらった。

 

theのあとが子音の場合は「ザ」、母音の場合が「ジ」

 

そんなこと授業で習ったことなかった気がするが、これもまた指定校推薦で大学に進学した人間の弊害だろう。私は致命的に英語ができない。

 

 

ピンクグレープフルーツの「You’re the only one」と歌詞を聴くたびにそのことを思い出す。

 

 

そんなわけで(どんなわけで)、11/1に開催されたAi★Kuru 1st ワンマン 『Suki∞』に行ってきた感想を書こうと思う。

 


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ちょどこの日がデビューして5か月、プレデビューも合わせると半年くらいだろう。

 

プレデビューのJCIFにも行っていたし、ライブも見た。みらいちゃんとも話した記憶はあるが特にアイクルというグループにそこまでの印象は残らなかった。

 

プレデビューだったし、衣装もきていなかったし、メンバーも把握していなかったのもあるかもしれない。

 

歌詞に「好き」がとにかく多かったのが率直な感想で、初見でおじさんがついていくには少し難しかったかもしれない。

 

 

そんな中、デビュー後に関ケ原の予選会でアイクルを見る機会があった。

 

衣装を着たアイクルを見るのがこの時初めてだったが、プレデビューで見た時とは全く印象が違って、こんなにかわいい子を集めたグループだったのかとなった。

 

 

ライブもこの時に見るのが2回目だったが、けっこう振りコピで楽しめるグループだという手ごたえもあった。

 

その日の翌日にも予選会があり、もう1回アイクルが見たいというのもあり、アイクルを見るためにVeatsに行った。

 

その時に初めて四宮花恋ちゃんとは話した。ビジュアルはもちろん可愛くていいのだが、歌もうたえて、ライブパフォーマンスとして”アイドル”ができているのが好印象だった。

 

 

迎えた関ヶ原では、大きいステージこそなかったものの

 

あの山の中に作られた下剋上ステージのアイクルがめちゃくちゃたのしかった。環境に左右されないライブの本質的な楽しさはアイクルにはあると感じた。

 

持ち曲も4曲しかない中で変わり映えのないセトリではあったが、持ち曲すべてが楽しいと思えた。

 

関ヶ原を通してピンクグレープフルーツにドはまりしたのも事実だ。今年の関ヶ原はアイクルのピンクグレープフルーツがすべてだったといっても過言ではなかった。

 

竜王ももれなく楽しかった。ステージもそれなりに良く、夏フェスを満喫できた。

 

夏フェスが楽しいと思えることが全てだと思う。ワンマンや生誕などいろんなイベントがあるが夏が楽しくあることが大前提だ。

 

そんな中でアイクルとは楽しい夏が過ごせたと思う。

 

気づいたら四宮花恋ちゃんを推すようになっており、竜王ガルボム撮影会もライブの合間に回せる気がしていなかったので行くつもりではなかったが、空いた時間で当日券で参加した。

 

近代麻雀のときも見ていて、まわりがやるやらないに関わらず自分のために自分を活かせるようにできることを頑張っているのは偉いと思う。

 

竜王のときは他のジュリアハウスのメンバーとは別日、別部だったのは少しかわいそうだったが、高校生ながら撮影会という場に参加しようという気持ちは次につながると思う。

 

 

竜王の時点でワンマンの開催はすでに決まっていたが、この時点で自分としてもかなり気持ちが入っていた。絶対楽しいのものになるだろうという期待もあった。

 


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と、いいつつも9月10月と思いのほかライブに行けなかった。別グループのツアーもありなかなか東京に行ける機会もなく、結局9月に2回と10月はワンマン直前の週末のみだった。

 

自分としてはもっと行きたかったという思いもあるが可能な限りは行けたかなと思う。

 

ワンマン当日だけ行っても楽しいと思える世界線もあるが、自分は圧倒的にそこまでのプロセスがあって成り立つのがワンマンだと思う。

 

その日だけ行って楽しければ普段からライブに行く必要なんてない。

 

だから最後の週末もアイクルのライブが見れてよかった。

 

 

ワンマンは変に気持ちが入りすぎて嫌な緊張とかもあるが今回は純粋に楽しみという気持ちしかなかった。

 

o-westでの開催というところで、率直なところデビュー5ヶ月とこれまでのキャリアから考えるとキャパは大きすぎるかなとは思ったが

 

埋まろうが埋まらまいが、そこでワンマンをすることが彼女たちにとって大きな経験となればいいと思った。

 

ここまで単独ライブも生誕の数回程度でワンマン自体が未知の世界だったとは思う。

 

花いろはやワンウィ天のようにツアーをやってそこのファイナルとして開催するワンマンとも訳が違うし、求められるものも違うのかなと。

 

当然、どのグループも満員にしたい、いいライブにしたいという思いもあると思うが

 

今のアイクルに求められるもの、作れるものを期待した。

 

曲数もワンマン前の時点で6曲、当日披露された2曲を合わせると8曲

 

west規模でワンマンをするには楽曲だけでも物足りない感は否めない。カバー曲3曲とゆめかとのコラボでなんとか形になる感じだ。

 

本人たちもできるなら自分たちの持ち曲だけでやりたいという気持ちはあったと思うが、こればかりは本人たちの一存では決めれない部分もあるしデビューから5ヶ月という期間を考えると今できる最大限のライブだったと思う。

 

こういうカバー曲では練習不足が際立って歌詞が飛んだりする部分もよくあるが

 

そういったところもなく、全員がちゃんとワンマンという場にふさわしいパフォーマンスをしていた。

 

今年の4月あたりからジュリアハウスに新しくユニットに入った子たちを見ているとやっぱり天にはライブ力のある歌える子、パフォーマンスできるが振り分けられているなと感じる部分がある。

 

ただアイクルに関してはメンバー全員がビジュアルもパフォーマンス力も何一つ劣ってるとは思わないし、若いのに完成度が高いと感じるのが本音だ。

 

みらいちゃんはアイクルになってから本当に変ったと思う。自分の意志が言葉や行動出るようになったと思うし、何よりライブ中の笑顔も増えた。しっかりグループを引っ張っていこうという自覚がみえる。自分は天の時代からずっとみらいちゃんをみてはいるが決してみらい推しではなかったし話す機会も極まれだったので、今こうしてみらいちゃんとアイクルでこんなにも接点をもっているのが不思議に感じる。笑 みらいちゃんとしても天にいたころは甘かった部分もあったとは思うが、アイクルとしていいグループ、いいメンバー、いい楽曲に恵まれて、新しい環境で頑張ってほしいと思う。みらいちゃんには花や天を越えていくくらいの気持ちでやって欲しい。可能性はゼロじゃないし、あとは自分たち次第だと思う。

 

かれんちゃんはちょうど大学受験と時期がかさなってほんとうに大変な時期ではあったと思うし、来年からは大学生という立場になり、これから先、学業との両立とは常に向き合って行かないといけない部分はあるが、そんな学生という立場でもアイドルとしてご飯を食べてる先輩たちにプレッシャーをかける存在になって欲しい。個人的にはかれんちゃんが花いろはにいても自分はメンバーとして成立するくらい王道系のかわいいアイドルとしての素質はあると思うし、ある程度グループとして知名度やファンが多いところに入れば今よりも自然にファンがつくとは思ったりもするが、新しいグループをもらえるのも幸せな話ではあると思うので、ここで自分の力で世界を切り開いて欲しい。

 

もえちゃぽは圧倒的な人懐っこさがあって、特典会に行ったら真っ先に自分を見つけて手を振ってくるあたりがずるい。笑 ライブ中もそうだけど視線の合わし方とかレスの送り方とかもうすでにアイドルとして完成されているところがある。popteenのモデルやってたりグループ兼任してたりと、すでにたくさんの経験を積んできてるだけのことはあるのかなと思う。あとはジュリアハウス所属ではないところで少なからず型にとらわれない新しい風を吹き込んでくれている気がする。これはキラリちゃんにも同じ物を感じる。モデルという世界がそうなのかわからないけど、先輩という立場の人をたてながらもいい意味で遠慮することなく人間関係を作れるのかなと。あんまり大きい声では言えないがジュリアハウスにはない切り口でグループを盛り上げてくれたらと思う。

 

キラリちゃんはアイクルのような王道系のグループよりも天のようなガールズロックの方がおそらく良さは今以上に際立つだろうなってのが最近感じる。まず歌唱力が高くて、カバーで披露した夢ってYEAHの神坂くるみのパートをクオリティを落とすことなくカバーできるのはほんとにすごい。白川ゆめか、神坂くるみに継いでの歌唱力だと思う。ダンス力もすごくて正直アイクルのライブだと伝わらないが、TikTokでやっているダンスとかすごい。ほんとの意味での“ダンス”をしている。パフォーマンスではこの若さで申し分のないレベルだ。キラリちゃんにももえちゃぽ同様に新しい風を吹き込む存在になってほしい。

 

ゆりちゃんは甘い歌声と可愛らしいキャラで個人的にもっともっといろんな人に見つかってもおかしくないと思う子だ。控えめなところがあるのかなと思うが、数回はなしたことがあるだけなのによく自分のこと見てくれてるなって思うところあるし、かけてくれることばもありきたりなことばではなく、その人をちゃんとみてのことばだったりする。なにかひとつきっかけを掴めば自然と応援してくれる人はついてくるだろうし、自信をもってアピールしていってほしいなと思う。MC中で見せたもう一度アイドルとして頑張りたいという素直な気持ちも

を大切にして頑張って欲しい。

 

 

メンバーみんなが若くて学業であったり別グループ、モデル業となかなか専念できない部分もあると思うが、そういう立場の子たちが頑張ることで、アイドルという世界にプレッシャーをかけていって欲しい。

 

ほかで忙しいからと言えば目をつぶってくれる良くも悪くも優しい世界ではあるが、どういう立場であろうと同じアイドルという土俵で勝負しなければならない世界である。この世界でやっていくと決めた以上、負けない気持ちをもって頑張って欲しい。

 

また若さ故に失敗や苦難もあると思う。避けられない道もあると思うし、それも経験だと思うが、しなくていい失敗や苦難もあると思う。

 

みんな高い理想をもってアイドルを始めていく中で道を踏み外す子もいれば壁にぶつかって夢を諦める子もいる。

 

そういう経験をしてある程度道を開いてくれた先輩もいる。アイドルとしての姿勢ややり様、意識の持ち方など、必ず追うべき背中というものがあるので、彼女たちには是非ともまっすぐアイドルとして正しい道に進んでもらいたい。

 

話がそれたが、ワンマンライブはそんな彼女たちに今求められる最高の形となったものだった。100点満点を求めて120点で返ってきたワンマンも久々だった気がする。楽しかったし、誰よりも楽しかったと思える自分もいた。

 

これからのアイクルに求められるもの、次回ワンマンがあったときに求められるものは、当然今回よりも大きなのもになるとおもうが、そのときにまた、成長した姿が見られたらなと思う。

 


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