大人になるほど経験が邪魔をして

『大人になるほど経験が邪魔をして よくない想像足がすくんでしまうけど』

 

それなんだよな。

 

今の自分の知識、経験、考え方を持ち合わせて人生やり直して、今以上の人生を送りたいと考えたことはあるが

 

ただその経験をプラスに変えられるかと問われれば、必ずしもそうとは限らない。

 

むしろその経験が決断を鈍らせることの方が多くありそうな気がする。

 

自分の経験をプラスに変えたくても過去のマイナスの経験が、結局マイナスの未来を生み出してしまうと考えたくもなってしまう。

 

もう何が正解が分からなくなる。

 

人生ってなるようにしか成らないというか、たどり着く先は変わらないんだろうなとは思う。

 

いや、自分の力で変えうるものもあるが、第三者が関与し始めると自分の一存や振る舞いではどうにもならないことのほうが多い。

 

どんなにがんばっても変えられない世界もある。

 

だから限界のその先へゴーマイウェイするしかない(突然の高田純次)ってシークレットシャノワールが言ってた。

 

(2023/01/05 15:32:43)

 

 

最近、Juliahouse総合PのS氏が話しかけてくださることがある。ただ

「黒猫のお披露目チケットはとれたのか?」

「ゆずか推していたやつはしおりに行っている傾向がある」

など、なぜか上木ゆずかのヲタクの体で話される。

 

考えられる理由としては、ワンダーウィード卒業間際の駆け込み需要時に自分の存在を認識されたことだろう。

 

自分は上木ゆずかの卒業ライブに行くことができないことが前もって分かっており、最後に会える機会が竜王だったため、まさかまたアイドルに戻ってくるなって思ってもなかったので(思ってなくはない)、可能な限りはなしに行った。

 

最後の物販でもまわりのヲタクのご厚意でS氏にお願いして締め切りかけていた列の最後尾に入れてくれた。おそらくその印象が残っているのだろう。

 

推しといわれれば何かしっくり来ないが、ずっと好きなアイドルの一人である。CoverGirls、ワンダーウィードと渡り歩いてきた上木ゆずかであるが、両グループを通しての付き合いだ。ただ、どちらでも推している子がいたので、決して推しではなかったが、よくチェキはとっていたほうだと思うし、ライブ中もよく目を合わせてくれた。

 


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ワンダーウィード前体制終了ワンマンぶりに約9ヶ月ぶりに会ったにも関わらず別グループの渾身のシュプレヒコールポーズをキメるくらいにゆずかの前では真面目に生きれない。

 

(2020/12/5 23:36:42)

 

 

2年前のシーシャノのお披露目ライブのあと、上木のことでもブログに書いてやるかと書き始めたのはいいが途中でめんどくさくなって下書きに2年間眠っていた。

 

そういえばシーシャノの略称は黒猫だったなとこれを読み返して思い出した。

 

2年の月日がながれ、卒業したアイドル、行かなくなったアイドル、新しく行き始めたアイドル、たくさんいるが

 

移り変わりの激しいこの地下アイドルの世界で上木ゆずかはまだこの世界に残り、気づけばJuliaHouseの現役最長在籍者の『お局』として偉そうな顔をしている。

 

明日生誕だしブログ書いてやるかと下書きをベースに書き始めたが、めんどくさくなってきて今ここでまた下書きに送り込んで、卒業するときに続きを書くか考えているがもう少し頑張ってみようと思う。

 

(2022/12/27 10:35:42 at 品川ステラボール)

 

 

結局、生誕に間に合わすこともなく、年を越し、実家から東京に戻る新幹線の中で続きを今書き始めている。

 

明日1月6日で上木ゆずか ex.上木美亜に初めて会ってちょうど5年だ。

 

初めて会ったのは、5年前の正月明けの肉フェス@京セラドームだった。

 

自分がこの所謂”地下アイドル”とよばれる世界に来始めたのがちょうど5年前で、佐倉ちひろがきっかけだったのもあって同じ事務所のCoverGirlsに興味を持ち始めたころだった。

 

そのイベントにワンウィはいなかったが、カバガが居たのと、当時自分は関西に住んでいたのでそのイベントに行った。

 

上木美亜と話したくて話したかと問われれば、カバガチヤと呼ばれる写メ券やチェキ券がランダムに入っている特典で、上木美亜ノーマルチェキ券という当時の自分からしてみればハズレをひいてしまったようなもので、特に話すこともなかったが話に行った。

 

”この子は年末年始でインフルを拗らせて、みんなが車移動してきた中、一人新幹線でVIP待遇で移動してきた子”

 

という予備知識だけいれて話に行った。

 

 

今でも忘れもしない初対面。

 

見慣れない顔が自分のところに来てくれたので、特大のアイドルビジネススマイルで迎え入れてくれたものの

 

渡したチェキ券がカバガチヤで入手したものであることに気づき

 

「この人は自分と話したくて来てくれたわけではなく、ランダムで当たってしまい、本人意思で来てくれたわけではない」

 

と悟った顔をされた。あの特大アイドルビジネススマイルが一瞬真顔になった瞬間を今でも忘れない。

 

あれが上木美亜のほんとの姿だといまでも思ってる。

 

申し訳ないなと思いながらも『インフルエンザ大丈夫ですか』『背高いですね』など目に見えて関心がない人間の顔つきでその場を取り繕った。

 

ただ、自分も人間なので、申し訳ないことしたなと思って、次ライブに行く機会があれば、ちゃんとチェキ券買って、チェキをとりに行ってあげようと思った。

 

そんな中、上木美亜卒業の情報が流れてきた。1ヵ月後ぐらいに卒業することが決まった。 

 

次の機会にチェキを撮りには行き、ちゃんとチェキ券を買ってきた人間なので、特大のアイドルビジネススマイルで特大のアイドルビジネス対応をしてくれた。

 

割とすぐに仲良くなって、気付いたら卒業するのが寂しいなと思うようになっていた。

 

卒業も近づいて来て、上木美亜にとって最後の定期公演があったとき

 

本人が「とってもとっても来てほしい」

 

とツイートしているのを見て、最後だし行かなきゃと、当時修士論文提出1週間前だったにもかかわらず、研究室を脱獄し、TwinBox AKIHABARAに向かった。

 

ただそこで迎えた結末は”卒業撤回”だった。

 

自分としては出会ってまだ1ヵ月、まだまだ仲良くなりたかった、卒業してほしくないと思っていた身だったので、素直にうれしかった。

 

結局、5年前に出会って1ヵ月で縁が切れるはずだったのに、5年たった今でも変わらない関係が続いている。

 

まあ正確に言えば途中でワンダーウィードを卒業し1回いなくなってはいるが、今はシークレットシャノワールという形で会うことができている。

 

あの日、話していなければ、この子は卒業する子だし話にいってもな、くらいに思ってわざわざ接点は持たなかったと思う。

 

なんとなくカバガチヤの出会いから卒業撤回までの1ヵ月がなければ今こうして仲良くやってるかなと思うことは結構ある。

 

 

ゆずかのヲタクだと思われてることが多いが、カバガは坂東推しだったし、ワンウィはちひろ推しだった。

 

シーシャノになってシーシャノというコミュニティが存在して初めて「ゆずか推し」という概念が存在し始めたかもしれない。

 

シーシャノになってグリーンのペンライトを持ってたり、ゆずちゃん大好きうちわをもってライブに行ったりしていたせいで、不本意ではあるがメンバーからはゆずか推しの人だという認識受けていた。

 

 

はなしは少しそれるが「経験が邪魔をしてよくない想像足がすくでしまうけど」じゃないけど、アイドルを推し始めてたどり着く先ってそうしても”他界”だと思ってしまう。

 

それは自分が過去に推したアイドルを最後の卒業まで推したことよりも途中で他界したことの方が多いからだ。

 

「推さなければ、他界することもない」というのもひとつ自分の中にあって

 

結局、上木ゆずかというアイドルとここまで変わらず関係を続けてこられたのは、上木ゆずか推しとして生きたことはなかったからだと思う。

 

 

たぶん、どこかで上木推しとして生きていたら今頃縁も切れていたと思う。

 

ゆずかとはアイドルとヲタクの本来あるべきな程よい距離感で接することができていた。

 

 

 

 

 

上木ゆずかという人間を5年見てきて本当に変わったなと思うことが多い。

 

 

どうしても昔のイメージというかCoverGirlsの上木美亜を知ってると

 

(2023.1.5 15:08:22 at 北陸新幹線)

 

 

今日は1月28日、生誕祭から1ヶ月経った。さすがに書き終えたい気持ちもあるので東京に向かう道中で書ききりたい。

 

 

前章(章ではない)でゆずかがほんとに変わったと書いたが先日のJuliaPartyでワンダーウィード時代のSEPPAをやっていた。

 

本人も昔よりも歌もパフォーマンスも昔より自信があると言っていた。

 

 

ゆずかは間違いなく昔に比べると歌がうまくなったとおもう。というよりは自分の歌い方というか見せ方というか、スキルの向上の中で自分のスタイル見つけたのかなと感じる。

 

線香花火のBメロの「でもこのまま終れるほど大人になれない」の気持ちの入り方というか、いい意味できれいに歌ってない気迫がすごくいい。

 

Divacationに入ってコレットプロモーションを歌えるかと言われればまた違うんだけど

 

アイドルって歌の上手さとか綺麗さとかもそうだけど魅せ方が大事だし1番は気持ちの乗りなのかなと自分は思う。

 

 

SEPPAもすごく良かった。コロナ禍で声の出し方なんて忘れてたけど、忘れてたと思ってただけでシンプルにそういう熱いライブと環境、歌い手の気迫に自然とコールが出てくるライブがなかっただけで

 

2019年の熱いワンダーウィードが気づいたら蘇ってきてた。

 

 

 

生誕のときに、仮面女子とラブドル(敬称略)とコラボもしたけど、ほんとにコラボに向けてしっかりレッスンしてきて(当たり前なんだろうけど)

 

コラボ実現の中で事務所の力は大きとは思うけど、お誕生日の記念にとかではなく、一緒にステージに立って引けを取らないパフォーマンスだった。

 

 

2ndワンマンで2023年での卒業も発表されたけど(3回目なので特に驚いてもないし、本当にやめるとも思ってない)

 

シーシャノ見てて普通にいいなって思うようになったしメンバーにも最後恵まれたのかと思う。

 

 

冗談半分で卒業の特権使って関ケ原のメインに立つとかツアーやるとかいってたけど

 

今の4人なら実績も積み上げられると思うし、そんなものなくても実現させられる目標だと思うので

 

是非みんなで掴み取って喜びを分かち合ってほしいかな。

 

(↑本人には特権で〜とか言ったら上木のグループだけ特別扱いされてと言われて他のメンバーの頑張りが報われないだろって言ったら、辛口コメントだと渋い顔されました(泣))

 

 


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上木ゆずかも気づけば佐倉ちひろのポジションだったジュリアハウスの総監督の位置に付き、後輩から忖度込みの敬意をはらわれ、いつでもやさしく応援してくれるファンの方に囲まれ、完全に居心地のいい空間が出来上がってしまい

 

まわりからバカにされ、いじられる中、「俺はいつでもゆずかの味方だからね」と偽善者ぶってれば、上木ゆずかのなかではいいやつのポジションを保てたのに

 

気づいたら自分が先陣をきって上木をいじり、くだらないことをして、古のC◯verGirlsのヲタクのようになってしまってる自分が情けない(とは思ってない)

 

 

良くも悪くもこのような関係でいられるのは上木ゆずか(27)だけなので、最後まで変わらずくだらないことで笑って過ごせたらいいと思う。

 

 

もう1回竜王のメインステージだけはみたいね


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