ピントが合わないよ

 

私が以前に通っていたパピマシェというグループのロコモーションという楽曲に

 

「ピントが合わないよ 大人びてる君が愛しくて」

 

というフレーズがある。一番好きな曲の一番好きなフレーズだ。

 

近代麻雀水着祭という撮影会イベントに参加した。ファインダーを覗きながらふとこの歌詞が頭に浮かんできた。ただこの撮影会のために意を決して購入したミラーレスカメラに搭載されている

 

“瞳AutoFocus機能”

 

被写体の瞳を常に認識し、1回たりともピントが合わないことがなかった。

 

 

先週末、埼玉県の川越で開催された近代麻雀水着祭2021に行ってきた。


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5月連休明けたあとくらいに、このイベントに東雲しおりちゃんが参加することが発表された。発表されたときの率直な思いとしては「まじか、、、」と言ったもので嬉しいとか楽しみとかそういうのはすぐに出てこなかった。

 

当然ながら本人がこれに参加しようと決意した理由は十分理解はしていた。SNSのフォロワーを増やすためにLINE LIVEを毎日、日によっては2回配信したり、TikTokも1日に2本投稿したりと頑張っているのは知っている。

 

少しでもこれでフォロワーが増えれば、東雲しおりを知ってくれる人が増えれば、天を知ってくれる人が増えればという気持ちはしっかりと伝わっていた。

 

でも一瞬躊躇ったくらいで嫌だとかやらないでほしかったとかそういうのは全くなかった。

 

すぐに通しチケット買ってたし、どのカメラ買おうかうきうきしてたし、自分でも意外に思うくらいには“楽しみ”になっていた。

 

しおりちゃん本人からも「(水着とか)絶対いやがると思ってた」と言われた。笑

 

自分が昔推してた子が卒業したときに書いたブログに水着についてすこしネガティブな内容を書いていたのを知っているからだろう。

(水着が嫌とは一言も書いてはない)

 

決して否定的ではなかったが肯定的でもなかった自分が、一切ネガティブな感情を持つことなくこのイベントに行こうという気持ちになれた。

 

普段からしおりちゃんのスタイルの良さは衣装や私服でも分かるし、水着姿を見たいかと見たくないかと問われれば見たいとなるのが普通だろう。

 

自分はライブのヲタクだから、水着の撮影会は興味ないと言って、行かないという選択したときに、終わってみて反響や好評があるなか「行かなかった」という事実が余計嫌になることもなんとなく想像できる。

 

それなら誰よりも可愛い写真を撮って、自分にしか撮れないような写真を撮るんだという気持ちのほうが強かった。

 

いろいろ書いたけど、前提として東雲しおり個人としてのイベントに行かないという選択はそもそもないわけで、気持ちの整理の話である。全然抵抗とかなく、使命感とかでもなく、純粋に行きたいという気持ちで行けたという話である。

 

 

撮影会に参加するにあたってミラーレスカメラを購入した。まあまあ値段はした。いざ買ってからこんなに意気込んで高い買い物して期待値上げてしまって逆に物足りなかったとか思ってしまわないか心配になってきた。もともと持っていたカメラで気軽に参加したほうがよかったかなとか思い始めた。

 

さすがにいいレンズはこのためだけに買うには気が引けたので買えば20万くらいするものをレンタルした。ボディよりも重量があって、壊したときのこととか考えると正直使うのが怖くなった。

 

 

迎えた当日は夏日と言っていいくらいの晴天だった。日差しも強く野外で撮影会するには申し分のない天気だった。

 

しおりちゃんはBグループだったのでAグループのあとを追う形で開始した。自分もぶっつけ本番での撮影だったのでAグループで何枚か写真を試しどりしながら待っていた。

 

Bグループのメンバーが控室から歩いてきてその中にしおりちゃんもいた。いつもより強めに巻かれた髪に黒の水着だった。想像をはるかに超えるくらいのスタイルの良さに驚いた。あの瞬間だけで行ったかいあったといっても過言ではなかったと思う。

 

撮影会という雰囲気もわからずとりあえずシャッターを切っていた。しおりちゃん自身も自然と笑顔が増えていき

 

「何したらいいか分からない」

 

といいながらもいろいろとポーズをとり視線を配りすぐにいい雰囲気になっていた。

 

場所移動もしつつ、自然とコミニュケーションとかも取れる余裕も出来てきて、ただ写真を撮るだけじゃなくて楽しめるようになってきた。

 

1部の撮影の途中で正直カメラの元をとったくらいだった。むしろ買ってなかったら絶対後悔していたと思う。

 

あとあと写真を見返して、当然ながらしおりちゃんのいい写真が撮れてるのが良いのだが、ふとした瞬間の自然な表情とか、撮影会を楽しんでる表情とか、ちょっとふざけた瞬間とか、あの日1日の一瞬一瞬が記録として残っていて、見ていると楽しかった時間を思い出すことができる。

 

カメラじゃなくて自分の目に焼き付けることのほうが美しいと思っていたこともあった。ただ記憶とは儚いものでやはり限界がある。

 

ファインダー越しに見たあの日の景色が鮮明に残ってることがすばらしい。カメラを買ったことを後悔するどころか買ってよかったと思った。それだけの価値を与えてくれたしおりちゃんのおかげであることは間違いない。

 

せっかくなので撮った写真と感想を残しておこうと思う。当日も正式に会話できる時間自体は少なかったので感想を伝えてあげられなかったのが心残りだった。水着とかスタイルとかをコメントされるのは嫌かなと思いつつ、直接伝えるのもなんか恥ずかしい気もするのでここに書いておこうと思う。

 

 

1部は黒の水着におろした巻髪だった。本人は黒が好きだし1着は黒なのは間違いないとは思っていた。

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一発目ということでしおりちゃんらしい選択で良かったと思う。当日スタイリストに巻いてもらったという巻髪もいつもより強めでいつも以上に大人っぽくて黒と合っていた。あとの2着もほんとに良かったが、間違いなくこれが一番良かった。

 

スタイルも完璧すぎて自分がしおりちゃんだったら毎日お風呂上がりに鏡の前で自分の体に惚れ惚れしてると思う。

 

あんまり細かく書くと趣味が出てしまいそうで怖いがウエストから骨盤のラインが綺麗だった。特にウエストが細いし薄い。衣装でもお腹の出るものはあるがトータルしてみると細さが際立っていた。


初めての水着撮影会でこの魅せ方をできるしおりちゃん“分かってるな”という感じだった。

 

 

2部は白のレース調の水着にハーフアップだった。

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1部とは対象的に清楚さと可愛らしさがあった。白は選ばないとは思いながらも正直、白に期待してるところはあった。黒のイメージが強いからこそ白で魅せて欲しいところはあった。

 

白もとても似合っていたし、レース調なのがちょっとセクシーでもあった。期待に応えて白を選択してくれてありがとうという気持ちだ。

 

いくつかツイッターの方でも写真を投稿させてもらったが、白の水着の写真が一番いいねが多かった。

 

 

3部は予想もしていなかった黄色の水着に2部同様のハーフアップだった。

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3部が始まる時、遠目に見て黄色の水着を着た子がまさかしおりちゃんだとは思わなかった。でも実際見てみてすごく似合っていた。本人はリオ感があると言っていたが明るく元気な印象はすごくあった。しおりちゃん自身、もっと肌が白くなりたいとよく言っているが、むしろ健康的な肌の色と黄色がすごく合っていたと思う。

 

しおりちゃんらしい黒、王道の白、ときた中で意外性がありながらもしっかり良さを出してきた黄色だった。個人的に他にも青とかも良かったのかなとも思ったりもした。また今度機会があれば見てみたい。

 

開始当初はハーフアップだったが個人的にポニーテールは見たかったのとポーズに困っていたので手で後ろでたばねるようお願いした。f:id:ezoe1623:20210602233708j:image

あとあと括ってポニーテールにしてくれたが、このポニーテールではない手で括ってる仕草がいい。これよこれ!©となった

 

巻いて動きとボリュームが出てるのもいい。

この時間が1番可愛かったし雰囲気もよかった。

 

この日着ていた3着ともどれも似合っていてほんとに良かった。

 

いろんなアイドルの撮影会の写真など見てなんでそれチョイスした?思うことはよくある。

 

女の子が着たい水着と周りが見たい水着の価値観に差はあると思う。その中でしおりちゃんは自分の良さを出しながらも見てもらって良いなと思ってもらえるようなチョイスだった。

ものによっては自分らしくないとか、恥ずかしいものもあったと思うが少しでも見てもらって良いなって思ってもらえるように考えていた結果だと思う。

 

 

お世辞抜きでしおりちゃんが1番可愛かった

 

 

3部構成で空き時間も短く、時間も押している中、初めての撮影会にも関わらず最後まで笑顔を絶やすことなく頑張っていた姿もまた良かった。

 

終始楽しそうだったし、自然な笑顔もたくさん撮ることができた。おかげで自分もすごく楽しかった。もちろん写真を撮りに行ったわけだが写真を撮る以外のこともかなり充実していた。

 

コミニュケーションも思ったより取れたし、ずっと楽しそうなしおりちゃんを見ることが出来たし、一緒に時間を過ごせたことが何より幸せだった。

 

撮影会にでてフォロワーが増えるなら、新規ファンが増えるならやってみるかと言っていたが

 

自分自身も新たにしおりちゃんの魅力に気付けたし、好きになることができた。

 

どうしても新規目的になりがちだと思うが、普段から応援している自分たちにとっても楽しくて意味のあるイベントであったと言いたい。

 

前回のサマランで出なかったことを後悔していたということからも、やはり出るには勇気がいることだったと思うし、今回も迷いもあったと思う。

 

でも終わってみて、ツイッターのフォロワーも伸びて(もっと伸びても良いと思う)、たくさんの人からの好評をもらいやってみて良かったと思えてるのではないだろうかと思う。

 

そういえば前売りのチェキも完売していた。まだ撮影会後に販売されたものなら水着姿をひと目見て買おうと思う人も多いだろうが、撮影会前での完売はシンプルにしおりちゃんに対する期待値の表れだと思うし、撮影会に参加するにあたっての思いがしっかり伝わっていたからだと思う。

 

他の出演者の完売状況も見たがそう簡単に売り切れが出るわけでもないようだった。完売してる子はよく名前を聞くような子ばかりで、その中でたくさんの人が買ってくれて完売できたことは自信につながるだろう。

 

水着やればフォロワーが増える、ファンが増える、と我々側はどうしても安易に思ってしまいがちだが

 

誰でもそれができるわけでもないし、最初は抵抗や恥ずかしさもあるだろうし、ほんとに勇気のいる決断なんだろうなと思う。だからこそ勇気出して挑戦して頑張ったことが結果として出ていることはすごく良かったと思う。

 

頑張った人には頑張ったなりの評価がされてほしいし報われてほしいのが本音である。

 

同じ事務所内でも出る子、出ない子はいたが、出ないという選択をした子もいると思う。出ないなりの理由もあるだろうし、出ること、出ないことどちらがいいかは一概に言えないが

 

出ないという選択をするひともいる中で出るという選択をした以上、頑張ったなりの結果が付いてきてほしいなと思う。

 

こんなこと言っているが少し前の自分ならライブアイドルならライブで魅せてくれよと言っていたと思うし、もし仮に、このような機会にしおりちゃんが自分はあくまでライブアイドルだからそういうのはやりませんと言ったら、よく言った!と褒め称えていたと思う。

 

正直やってほしくないという気持ちもなくはないが、本人たちもやらないでやっていけるならやらないに越したことはないと思ってるとおもう。ライブアイドルならライブで魅せたいなんて本人たちが1番思ってるだろうし、むしろこういうイベントに参加するところでそう思われるところは1番気にするところだと思う。

 

参加するにあたりしおりちゃんもさつきちゃんも「みんないろいろ思うところはあると思うが」と言ってるあたり、そういう考えの人も一定層いるということだ。

 

なんで水着ってやってほしくないんだろうか。みんな見たいと思うし、みんなすきだと思う。

 

とくに推してるわけではないけど可愛いなと思ってる子がそういう写真とか投稿してると普通にいいね押してしまうところもある。

 

単純に普段自分の推しのことを見ていない層がここぞとばかりに増えてくことに対するジェラシーと言うか独占欲と言うかそういうものなんだろうなと思う。ちょっと自分の推しメンに対して言ってほしくないような軽率なコメントとかも出てくる。なんとなく遠い存在になってしまう寂しさみたいなものも少なからずある。

 

でもそれは、いろんな人に知ってもらいたいというアイドル側の気持ちにはなれてないもだ。

 

自分もそう考えてたけど、結局、水着をやってほしくない、ライブで魅せてほしいという考えはこちら側のエゴであって、そういう考えを持ってしまうことは当然あると思うが、それを言動に移してしまうことはマイナスだなと思った。

 

「仕事としてお金をもらいながらたくさんの人を相手にするアイドル」と「趣味としてお金を払いながら一人の推しを相手にするヲタク」で同じ考え方になれることも難しい話だと思う。

 

めちゃくちゃ難しく考えすぎてるような気がしてきた。いろんな人見てると純粋に

 

「おっぱい!」「えちえち!」

 

でいてくれる方がアイドル側からしてみてれば良いんだろうなと。

 

でも、ライブハウスで出会ってライブしてる姿を最初に好きになったからこそ、ライブしてる推しメンを大切にしたいという、わがままかもしれないがそういう気持ちも分かってほしい。お互いの考えを理解しながらwin-winになれる落としどころを見つけられることが大切だと思う。

 

だから今回自分は、それなら誰よりもイベントを楽しみにして、誰よりも楽しんで、誰よりもいい写真を撮って、誰よりもいいところを見つけて、誰よりも褒めてあげるほうが全然いいなと思った。

 

そうすることでネガティブな感情なんて全く持たなくなったし、受け入れてあげることができた。

 

すぐにそこまでの気持ちを持てるかと言われればそうでもなくて、自分自身むかし1番推してた子を素直に応援できなくなった理由の一つにそういうところがあったからこそ自分の考え方や行動を改め直すことが出来たと思う。他にも理由があったが本人の前では露骨に嫌そうな雰囲気は出していた。今思うと悪かったと思う。

 

でもこういうポジティブに考えられる1番の理由はしおりちゃんを素直に応援してあげたいなという気持ちに自然となれてることに尽きると思う。しおりちゃん自身の素直さやひたむきさのおかげだと思う。

 

誰に対しても同じ考えは持つことは出来ないと思うししおりちゃんだったからこそたくさんのことを受け入れて応援してあげようと思えてる。今回に限った話ではなく普段からね!

 

今このタイミングでしおりちゃんに出会えてよかったと最近よく思う。むかしの自分で出会ってもなんとなくうまく行ってなかった気もするし、今の自分だからこそ1番いいかたちで推してあげていることが出来てるんじゃないかとおもう。

 

今回の撮影会、ほんとに楽しかったし、行ってよかった。また次の機会があれば、今度はレンズの購入を検討して行くだろう。またやるかやらないか本人の気持ち次第だが、またやりたいなと思えてるのなら、今回はとても有意義なものだっただろうと思う。

 

自分の武器であることも認識できたと思うし、うまく活かして成長していってほしい。

 

どんなことにもチャレンジして自信につなげてほしいし、そんなしおりちゃんをこれからも応援していこうと思う。

 

でもライブで輝いてる姿が1番であってほしいとおもうし、ステージに立つしおりちゃんを1番に好きでいたい。


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そういうえば、巨乳の方の東雲さん、ツイッター見に行ったらフォロワー20万人いた。

 

3000人は通過点に過ぎないし目指せ20万人ですね。

 

 

※掲載写真はすべて許可確認済み