サディスティックかき氷

ロマンティックいか焼きを100年ぶりにくらいに聴いた。どちらかと言えば2番のサディスティックかき氷という歌詞のほうが自分は好きだ。

 

 

 

ちひろに出会ってから5度目の生誕祭だった。一番最初に行ったのは21歳のときの表参道GROUNDでの生誕祭だった。出会ってから1ヶ月と間もないころで、そもそも生誕祭というイベント自体が初めてだった。自分も学生だったことを思うととおい昔のように感じる。

 

22歳の生誕祭はバンコクに行った直後の平日でさすがに有給を取るのができなくて断念した。

 

23歳の生誕祭は物販だけ行った。当時たまたま関東に長期出張していて仕事終わり物販だけなら行けたので一言おめでとうだけ言いに行った。このときはワンダーウィードには通ってなかったが直前の年末のM.I.Dのラストワンマンくらいから機会があればまた話に行くようになってた。

 

 

今思うとあの日のM.I.Dのラストライブに行ったことが今に繋がってるのかなと思う。その時すでにグループが別れる事が発表されており、涙ながらに決意を表していたのをみて何か心に響くものがあったのだとおもう。

 

まさか自分が新しくできるグループに通うなんて思ってなかった。

 

昨年の生誕は花いろはとして初めての生誕であり自分も気がつけば花いろをデビューから見続けていたのでこの日は当然のように行った。

 

花いろはになってからはかなりの頻度でライブに行き会って話すようになっていたが、会いたいから話しに行く、好きだから話しに行くみたいな感覚はなくて、ライブを見てその感想を伝えに行くみたいな言わばルーティン的なところはあった。

 

ちひろ本人からもライブも見てくれるしチェキも来てくれるけど推しメンだと思ってもらえてる自信は無い的なことは言われたことがある。


たしかに昔は主観的になりすぎて結局距離をおくことになったので、なんとなくそうはなりたくなくて客観的に一定の距離感を保とうとしていたところはあったかなと思う。


だから自分としてもちひろ推しとしてなにか特別ちからになれていると思ってもいなかったので、何かを求めることもなかった。いつも客観的にただライブを楽しむみたいなところはあった。正直これが1番理想のアイドルの楽しみ方だよなというのは感じていた。


そんなにも関わらずちひろは自分に対して申し訳ないくらい与えてくれた。唯一自分がアイドルに対してしてあげていること以上に与えてくれたのがちひろだった。

 

そんなちひろの自分の中での立ち位置がかわり始めたのが1周年ライブだったと思う。あの日の気持ちのこもったライブと圧倒的な楽しさに佐倉ちひろは間違いなく推しメンだと強く思うようになった。


新木場ワンマンもほんとに最高のライブで最高の景色を見せてもらったと思う。


自分はそういう病気なのかなってくらいワンマンとか生誕祭に対して憂鬱な気持ちになる。楽しみという気持ちになれない。

 

理由は分かっていてワンマンや生誕祭といった大切なライブで人一倍楽しいと思えるようにするために日々全力で現場に通ってるのにちょっとしたことで水を差されて楽しめなくなるのが怖いからである。

 

大きい対バンライブのメインステージとかもそうである。毎回不安な気持ちになって終わってからこみ上げてくるのは「楽しかった」以上に「つまらない思いしなくてよかった」である。

 

でも花いろはのライブに関してそういう感情になることは今まで一度もなかった。新木場のワンマンも「楽しみ」に対して「楽しかった」が返ってきた。


そう思えるのはちひろのおかげだし、ちひろに対する信頼が大きいからだと思う。アイドル推してるとこの子のことをちゃんと卒業まで見届けられるのかみたいな一寸先は闇みたいなところはある。

アイドル側に理由があることもあれば自分側に理由があることもある。

今のちひろを見ていて「卒業 」というイメージがまったく浮かんでこないくらいまだまだこれからだという期待もあるが、いつかは訪れる卒業ライブに自分がいるイメージができる。保証はできないけどイメージはできる。

それくらいこれから先のちひろのアイドル人生に対して不安がなく信頼してついていこうという気持ちになっている。そのなかで自分も楽しく幸せでいられるだろうという安心感はある。


そんな中での今年の生誕祭は心から楽しみだと思えた。


今まで1番“佐倉ちひろ推し”としての気持ちもあった。

 



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ライブは1曲目のLOVEバケーションがよかった。ラブバケのイントロが神がかってるのだが、特に不意にくるラブバケのイントロが好きだ。前の曲終わりから縦一列のフォーメーションを作らずにイントロが流れてくるときが1番至高である。今回は縦一列からだったが1曲目に来ると思ってなかったのでライブ始まりからギアが上がった感じがあった(個人的に)

 

2曲目は生誕の厳選されたセトリの中にシュプレヒコールを入れてくれてほんとに嬉しかった。楽曲が強すぎてシュプレヒコールが花いろは初期ほどの輝きを失いつつあるがやっぱり楽しくて好きな曲だ。あとシュプレヒコールちひろが1番楽しそうで好きだ。


虹ひこはメンバーの平松さんと山岸さんが出られなかったのが悔やまれるがカバー曲は虹のメンバーとやるなど見どころはたくさんあった。

いつも虹のライブ終わりの物販はどうしても花に比べると踊れてないことを言われる。笑 ひとつ言わせてほしいが花が踊れすぎてるだけで虹も他に比べると踊ってる方だと思うしちゃんと楽しいと思ってみてる。

 

ちひろよりもキャリアのあるメンバーがたくさんいるだけあったパーフォーマンスは圧倒的であるし曲もとてもよい。

 

虹色の飛行少女が始まったときはこのメンバーのなかにちひろがいるなんてすごいななんて思ってたが今ではそんな中でも負けない存在感がある。一時的な企画グループかと思いきや3年以上続いているグループだし、3年間も兼任続けていることはほんとに感心する。

 

今年の3月で一旦区切りとなるが虹の中で先輩メンバーの中に混ざりながら得たものはすごく大きかったと思う。自分としても3月まで今の虹ひこをちゃんと見届けたいという思いになった。

 


この日の1番の見どころといっても過言ではなかったワンダーウィードの復活。ワンダーウィード時代の佐倉ちひろはもちろん知っているが、2016-2017ということで自分がちゃんとワンダーウィードを初めて見たのは2017年12月30日のまいこ・みりあ卒業ライブだったのほんとにほんとにギリでこの時期はみていた。というか1日だけだがこの時期を見ていたことにしてほしい。笑

 

そう思うとあの日思い切ってライブに行って良かったなと思う。4年越しに回収した感はある。

 

懐かしいSEと欲張りGIRL、get to chance

 

これが“ワンダーウィード”だとなった。

 

ここ1年半1番聴いてるであろう欲張りGIRLもまったくの別世界に感じた。

 

自分の中で佐倉ちひろは“花いろはの佐倉ちひろ”みたいに完全になっているので、ワンダーウィードの佐倉ちひろ見てきたとは言えど改めて見る“ワンダーウィードの佐倉ちひろ”は新鮮だった。

 

自分もライブの見方、視点、ちひろとの関係性も当時とはだいぶ変わったので懐かしいという感じよりも新しいものを見ている気持ちのほうが大きかった。

久々に見たワンダーウィードはやっぱり「かっこよさ」と「雰囲気」がすごかった。滝沢あきながいると一気に引き締まる。これがワンダーウィードだなあとひしひしと感じた。

 

ここ最近はずっとワンダーウィード天を見ていただけに決して比べるつもりはないが余計にそう感じた。


花いろはと同じくらい楽しいとワンダーウィードのライブでも思える世界線があったんだと感じさせられた。

 


今回の生誕祭では新曲のお披露目があった。

佐倉ちひろ作詞・作曲の「ありがとう以上の言葉を」

なかなか1回で歌詞を汲み取るのも難しいがライブ後に本人があげてくれた歌詞を見ながらしみじみとくる部分があった。


『いつだって通じ合える 確かに深まっていく絆』


ライブを通してちひろと通じあえた瞬間、それによって深まった絆は計り知れないと思う。ほんとにそうだなと。


ライブ中に通じ合えている瞬間、これはほかのアイドルとは次元が違うし、この先ちひろを超えるほど通じ合えるアイドルは絶対にいないとおもう。

 

自意識過剰かもしれないが「通じ合う」という言葉に対してだれよりも共感できる自信はある。それくらいちひろとの関係を築く上での一つのテーマみたいなところはある。

 

今年の下半期 関ケ原、1周年、新木場ワンマン、北海道遠征、ZeppTokyo、EXシアター、ラスト新木場、名古屋遠征や名古屋不定期公演 今思うとほんとに濃かったし、常に楽しいを更新できた。

 

今までアイドルヲタクをしてきた中で一番ライブが楽しいと思えたし、花いろはというグループが一番好きだと思うようになっていた。ほんとに絆が深まった期間だったと思う。

 

そんななかで生誕祭を迎えられてほんとに楽しみだったし楽しかった。

 

個人的に昨年末から年始にかけていろいろあった時期でもあったけど() 佐倉ちひろがいてくれたおかげで今までで一番楽しい時間を過ごせていた。

 

他がどうだからとか関係なく”絶対的に”一緒にいれば楽しい・幸せになれる存在だと思っている。本人からもちひろについてこい、一緒に最高の景色見に行こうという熱い気持ちも受け取った。その気持ちにこたえたいという気持ちしか今はない。

 

アイドルを応援するというと、ライブに行く、チェキを撮る、特典など買うみたいなところがあって、自分がしてあげたことに対してアイドル側が返してくれるみたいなところがある。というよりはそれが普通だ。

 

見返りを求めるわけじゃないが、好きなアイドルに与えられるためにお金・時間・労力をかけて頑張れるところはある。 ちひろは申し訳ないくらい自分がしてあげていること以上に与えてくれる。

 

この界隈ではファンも多いし、応援してくれる人ひとりあたりに返せる量、こたえられる量はその数に比例して小さくなるのが普通だが、小さいどころか誰よりも大きい。

 

アイドル歴も浅くファンが少ない子を選んだほうが与えてくれる量も多いし、伸びしろという点でも楽しめるところはある。ただちひろに関してはどんなにファンが増えても与えてくれるものは変わらないし、何ならこの一年半でだれが一番成長したかと問われればちひろだし、この先誰の将来に期待を持てるかと問われればこれもちひろだろう。人一倍向上心があって、人一倍ファンの思いにこたえてるからこそだと思う。

 

グループ掛け持ちして、YouTubeやって、誰よりも大変で忙しいとは思うが、そういうところは一切見せずに常に頑張っている。一人の人間として尊敬できる。

 

最近ではちひろ推しの人たちと話す機会も増えたが、みんな楽しそうで幸せそうで、ちひろが自慢の推しメンで誇りに思っているのを感じる。応援したらそれに応えてくれるし、応えてくれるからさらに応援してあげられる理想的な関係だとおもう。

 

ちひろ推しとしてはそれほど何かしてあげられているとは思っていないし、ただ誰よりもフロアでフリコピをするしかできていない。それもちひろ推しとしての自分にしかできない立ち位置だとは思ってるが、これからは今まで以上にちひろに返していけるようにしていきたいなと思う。

 

先日「もうちひろ推しでいいじゃん」って言われたときに、どうしても無責任なこと言えないというか アイドルを推し始めたら終わりの始まりみたいに感じるところがあってお茶を濁しすような回答をしてしまった。

 

ちひろがそう言ってくれてのにはっきりと答えなかったのに後悔して後日 改めてちひろ推しとして応援していくという話をしたときに

 

「改めてその気持ちは持ちつつ、今までと変わらずに」

 

という言葉が返ってきた。なんとなく自分が思っていることは理解してくれているのだと思う。

 

でもやっぱりこの1年半は常にプラスの気持ちで、常に楽しみ、常に楽しいを実現できたことはこころから信頼できているからだと思うし、この先のことを考えても楽しみしかない。

 

正直に佐倉ちひろについて行ってもと上の世界の景色を一緒に見たいと思う。

 

でも

 

『この先もどうか変わらずに』

 

という気持ちはずっと持ち続けたいなと思う。お互いに。

 

 

話がそれすぎたが1人で3グループ全14曲

ライブアイドルの佐倉ちひろだからこそできる見ごたえのある生誕祭だった。

 

“ライブが楽しい”

 

それに尽きると思う。

 

これでも佐倉ちひろの持ってる引き出しの一部分に過ぎなかったとおもう。

 

来年はぜひ東京・名古屋開催してもらいたいところである。

 

ほんとにほんとに楽しい生誕祭だった!おめでとうとありがとうの気持ちでいっぱいである。

 


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